「えばるも」とは

広島市中区の江波地区では、広島市のLMO(Local Management Organization、地域運営組織)の制度を利用して地域運営を行っています。これを私達は「えばるも」と呼んでいます。

広島型地域運営組織「ひろしまLMO」とは

「ひろしまLMO(エルモ)」は、広島市が推進する地域運営組織の一つで、地域コミュニティの活性化と持続可能な運営を目指しています。この制度は、地域の実情に応じた課題解決を図るために、地域住民や団体が主体となって活動することを支援するものです。⇒広島市の資料へ

江波地区におけるLMOの取り組み

1. 認定と活動範囲

江波地区は、広島市のLMO制度の下で「江波地区地域運営委員会」として認定されています。この認定により、江波地区は広島市から財政支援、人的支援、物的支援を受けながら、地域の課題解決に向けた活動を行っています。活動範囲は概ね小学校区単位で設定されており、地域全体で協力して取り組む体制が整えられています。

2. 地域コミュニティの活性化

江波地区では、地域住民が一体となってコミュニティの活性化を図るための様々な活動が行われています。例えば、地域の高齢者を支援する「いきいきサロン」の開設や、一人暮らしの高齢者や障害者を見守る「近隣ミニネットワークづくり」などの取り組みが進められています。これらの活動は、地域住民の絆を深め、安心して暮らせる地域社会の実現に寄与しています。

3. イベントと文化の継承

江波地区では、毎年1万人を超える参加者を集める地域最大のイベント「南の風EBAあそび」が開催されており、地域の伝統と新しい挑戦を融合させたイベントとして親しまれています。また、約300年の歴史を持つ「江波の漕伝馬」は、「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選」にも認定されており、地域の誇りとして大切にされています。

まとめ

広島市中区の江波地区では、広島市のLMO制度を活用して地域運営を行っています。江波地区地域運営委員会として認定され、財政支援や人的支援を受けながら、地域コミュニティの活性化や高齢者支援、伝統文化の継承など、様々な取り組みを進めています。これにより、地域住民が一体となって持続可能な地域社会を築く活動を行っています。

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