衣羽神社の夏祭り

衣羽神社の夏祭りは、広島市中区江波にある衣羽神社の例大祭で、毎年旧暦6月29日に行われます。

特徴

  • 火祭り: 夕暮れ時から、御座船とそれを曳航する明神丸が、本川河口の江波港をめぐり、船上や沿岸で焚き火が焚かれます。このことから「火祭り」とも呼ばれます。
  • 海上渡御: 神輿が御座船に乗せられ、海上を渡御します。これは、神様が年に一度、氏子区域を巡る神事です。
  • オットーラン:子どもたちが御座船に合わせて岸辺を歩き、一斗缶を叩いて、神様が巡ってきたことを地域にお知らせします。
  • 伝統行事: 江戸時代から250年以上続く伝統的なお祭りです。

スケジュール

  • 午後: 人形(ひとがた)を神社に奉納します。(人形は神社で用意されています)
  • 夕方: 御座船と明神丸が出港し、海上渡御が始まります。
  • 夜: 焚き火が焚かれ、幻想的な雰囲気が漂います。
      御座船から神社ヘ向けて神事が執り行われます。
      江波漕伝馬が御座船を曳航し、江波港では集まった人たちが見守ります。
      江波漕伝馬保存会の皆さんを中心に江波音頭が奉納されます。

その他

  • 衣羽神社の「衣羽(えば)」が転じて「江波」の地名になったとの一説があります。
  • 夏祭りでは、様々な屋台が出店され、賑わいをみせます。

参考情報

江波の夏祭りは、伝統的な神事と、地域の人々の温かい交流が魅力のお祭りです。ぜひ一度足を運んで、その雰囲気を体感してみてはいかがでしょうか。

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